『資本主義はなぜ、自壊したのか』

「日本」再生への提言 『資本主義はなぜ、自壊したのか』
中谷 巌著 集英社インターナショナル ¥ 1,700+税

この本の終章項; 「人間の欲望がモンスターを呼びさます」 で、21 世紀―グローバル資本主義というモンスターは依然として解き放たれたままである。 20 世紀までの国を主単位とした市場経済で、アダムスミスの「見えざる手」が曲りなりにもはたらかせることができたのは、市場経済を『不純』にする中央銀行や、政府などさまざまな『外部』の存在が、その本来的な不安定性の発現を一定程度におさえることができたからである。しかし、グローバル資本主義というモンスターには、今のところ天敵はないのだ。
だが、このことを世界中の人々が認識できれば、ひょっとすると我々はこのモンスターに一定の枠をはめる知恵を見出し、怪物の動きを拘束する有効な鎖を作り上げることが出来るかも知れない。とあり、本書では、欧米と日本の精神文化の起源から比較解明し、日本本来の『和の精神』を世界へ浸透させる勇気と行動力を訴えている。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:http://www.fa-it-research.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/124