“現場の言葉”

★「“現場の言葉”を生かせば企業は自ずと成長する」,ブリヂストンの世界の工場
で利用した生産管理手法を、同社顧問の奥 雅春氏が解説する


本文の一部を引用すると、下欄の記述があり興味深い。
現場の言葉”を社内で共有する仕組みを経営者が作れば,柔軟でスピーディな現場改善や経営戦略の遂行が可能になる」と、世界のブリジストン・タイヤ工場の立ち上げや製造のための生産管理手法を確立,実際に適用してきたという。この手法は業務フローと,業務遂行のための情報フローという二つのフローに着目することから,奥氏はFOA(flow oriented approach)と呼んでいる。
「生産を改善するためのシステムを作ろうとしても,通常のシステム開発手法では要求仕様が固まらないとシステムの設計作業に入れない。これでは,改善活動のなかで必要になるテンポラリーなデータ処理プログラムを,さっと作ることができない。必要なデータ処理プログラムは,2次元の相関や中心値/分散の計算などExcelのような市販ソフトで組める場合が多い。それなのにタイムリーなシステム開発ができず,せっかくの現場の改善活動が停止してしまうという状況になる。このようなことを避けられる,新しい現場支援の仕組みとして,FOAを考えた」(奥氏)という

この奥氏の「FOA」は、『“現場の言葉”を社内(職場)で共有する仕組み』がキーポイントとなっており、生産現場の改善に携わる人達にとって、馴染み易い手法と考えます。

これに類似したアプローチとして、私のブログ:『FA-IT知恵の交差点』07年8月27日更新にて、≪カネカ「鹿島DB連携」のコトづくり≫を掲載しました。

この内容は、(財)製造科学技術センター(MSTC)が主宰する、「製造業XMLフォーラム2007」(6月開催)において、【XML文書連携プロジェクト委員会報告】のテーマで、06年度の活動成果として、カネカ㈱ 根本忠和氏が、『鹿島DB連携ご紹介』を報告されました。その内容を、引用してブログを書きました。

当時は、奥氏が提唱される「FOA」は知りませんでしたが、カネカ㈱の事例では、職場の誰かが「気付いた問題点」を書き込むと、「グループの集団知」として解決して行くことができる「知識データのインフラ」をEUC(End User Computing)方式で形成したものでした。両社が実用されている “日本流ものづくり”をグローバル展開できる手法として根付き、発展することを期待します。

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